3.2. 北米球形連
3.16 遺伝子系統樹分類記入開始、写真追加
3.20 ツルビニカルプスの詳細分類
3.23ストロンボカクタス・ロフォフォラ
北米球形連, Cacteae
遺伝子系統解析による進化の順、前の数字は国際系統分類の属のアルファベット順
 4 Aztekium
 12 Geohintonia
  Homalocephara
 7 Echinocactus
 3 Astrophytum
 22 Sclerocactus
 18 Obregonia
 14 Lophophora
 1 Acharagma
 24 Strombocactus
 20 Pediocactus
 26 Turbinicarpus
 9 Epithelantha
  Gymnocactus
 2 Ariocarpus
 11 Ferocactus
 25 Thelocactus
 13 Leuchtenbergia
  Glandulicacus
 23 Stenocactus
 21 Pelecyphora
 10 Escobaria
 6 Coryphantha
 17 Neolloydia
 15 Mammillaria (5 Cochemiea, 16 Mammilloydia, 19 Ortegocactus)
8 Echinomastus


1.Aztekium, 2種、メキシコ、
2007.3.30
遺伝子解析の結果に依れば、北米球形連の中で、最も早く分かれたとされる。1種だけだったが、最近になって2種目が発見された。次のGeohintonia属も近縁とされる。
ritteri、花籠
根は糸のように細く繊細である。生長は遅く、種子も極小である。しかも子吹きの挿し木は発根しにくいとされており、繁殖が進まない。
hintonii

2.Geohintonia
2007.3.30
稜が薄い所はヒントニイに似ているが、根が強大で生長もやや速い。
mexicana

3.Echinocactus

4.Astrophytum

5.Sclerocactus


6.Obregonia 1925
2007.4.4
1属1種の特異な種類。松笠状で根茎は太くて円錐状。径20cmに達する。チワワ砂漠のメキシコタマウリパス州のハウマーベ周辺に産する。花は白で頂部に咲き径2.5cm。
denegrii 帝冠

7.Lophophora, 2種、メキシコ・米国、太根、
2007.3.29
園芸品種が沢山作られ、人気のロフォフォラであるが、原種は2-3種類と少ない。烏羽玉と翠冠玉である。銀冠玉は烏羽玉の変種である。烏羽玉は、メキシコ北東部から米国を含む東シェラマドレ山脈を含むいわゆるチワワ砂漠域に広い地域に分布する。これに対して翠冠玉は、メキシコ北東部の東シェラマドレ山脈の南部の山間で、金鯱なども産する、ケレタロ州・イダルゴ州だけに産する。石灰岩性の細かい粘土質に埋もれている。小型で、大きくなるに従って子を出し群生する。体は柔らかく、根も太くて柔らかいが、丈夫で、根腐れも殆ど無い。春から秋まで活動し、花を咲かせる。アルカロイドを含み、宗教的儀式に使われた。
烏羽玉、williamsii

翠冠玉、diffusa

銀冠玉、williamsii var.


8. Acharagma, 2種、メキシコ、太根、花は薄黄茶色、アグイレアナス
文2007.3.28

エスコバリア属に含まれていたが、近年アシャラグマ属として独立させられている。2種しかなく、メキシコの東シェラマドレ山脈周辺の狭い地域にのみ産する。小型で、根が太い所はロフォフォラに似ている。花は春咲きで色は黄土色のようでやや茶色の濃い中筋があり特異である。中くらいの長さの沢山の刺で覆われている。アグイレアナスはやや根が弱いが、金盃は丈夫で良く群生する。買った

金盃


9. Strombocactus, 1種、メキシコ、
菊水


10. Pediocactus, 米国、
文2007.3.28
北米球形種の内で、米国だけに産する属である。小型で、難物が多い。
月華玉
属の中で最も大きくなり、育てやすい為普及している。

雪の輪殿(knowltonii)、春咲き、桃色、径約2.5cm、有香



11. Turbinicarpus, メキシコ北東部の東シェラマドレ山脈の山中、超小型、24種
超小型で、岩の割れ目の隙間などの僅かに土の溜まった所に生えていることが多い。
従来は、Turubinicarpus, Gymnocactus, Perecyphora, Rapicactus属に分けられていた。
赤太字は国際系統分類の種(24)とアルファベット順の番号
写真や属内分類はリンク先の別ページ。
jauernigii8
bonatzii3
rioverdensis
alonsoi1アロンソイ
flaviflorus
ラウイ10
knuthianus9薫染丸、薫鯱
schmiedickeanus18昇竜丸
rubriflorus
klinkerianus昇雲竜、烏丸?
schwarzii(烏城丸)
macrochele牙城丸
polaskii烏丸?
frailensis
valteri
gracilis
dicksoniaeディクソニアエ
hoferi6
swobodae20スワボダエ
バラ丸列、以前はPerecyphora属とされていた。
pseudopectinatus15精巧殿
valdezianus21バラ丸
major
viereckii22フィーレッキイ
neglectus
gielsdorfianus5黒槍丸
saueriサウエリ、仙境
ssp, nelissae
ysabelae23イザベラエ
nieblae
Kadenicarpus亜属
pseudomacrochele14長城丸、イダルゴ州、ケレタロ州
krainzianus蕪城丸
ssp. minimus
Bravocactus節(ギムノカクタスの一部)
horripilus7紅梅殿
var. wrobelianus
Rapicactus属、
subterraneus19サブテラネウス
booleanus
zaragozae24ザラゴサエ
conescens
donatii
beguinii2白狼玉
ssp. hintoniorum
ssp. laurae
Lodia亜属、茎の根元が異常に細くなっている
mandragora12美針玉、こけし玉
pailanus

12.Epithelantha 1922
2007.4.4
超小型で白い刺で覆われ、頂部に咲く桃色の花も超小型である。変化に富んでいるが種として上げられているのは2つに過ぎない。メキシコから米国にかけてのチワワ砂漠に産する。
bokei 1969 小人の帽子 ほぼ単幹、径5cmまで、米国テキサス州の、国境のリオグランデ川添いのBig Bend地帯のみ
micromeris 1856 月世界 種中で最小、頂部窪む、最北産、径cm、米国東アリゾナ、ニューメキシコ、西テキサス、隣接メキシコ
 ssp. greggii 1856 天世界、径5cm以上、刺が粗い、北メキシコで優勢、特にコアウィラ州サルティーヨ付近
 ssp. unguispina 1932、かぐや姫、群生、刺先黒い、ヌエボレオン州のモンテレー周辺からサンルイスポトシ州まで
 ssp. pachyrhiza 1954 、刺少ない、コアウィラ州のサルティーヨ周辺のみ
 ssp. polycephala 1954、星世界、小さな群生、径2.2cm、花色やや黄緑がかり、コアウィラ州の限られた地域


13.Ariocarpus

14.Ferocactus

15.Thelocactusテロカクタス
2007.3.31-
全てメキシコのチワワ砂漠域に産する小型種である。国際系統分類(アンダーソンの「サボテン科」)では12種と10変種があげられており、比較的小さい群である。天晃が基準種となっている。東シェラマドレ山中の種類は高度が1500m前後である。大虹は以前は大碇と共にハマトカクタスと呼ばれていたが、現在ではテロカクタスとなり、大碇はフェロカクタスとされている。白刺丸はやや馴染みが薄く、lausseri、hastiferは和名がない位でさらに珍しいのではないだろうか。
写真や属内分類はリンク先の別ページ。
bicolor1大統領 (1848)
ssp. flavidispinus (1950)
ssp. schwarzii春雨玉 (1950)
conothelos2天照丸 (1860)
saussieri白宝玉 (1896)
ssp. argentes (1972)
ssp. aurantiacus (1972)
garciae3 1998 (conothelosxtulensis?)
hastifer4 (1935)
heterochromis5紅鷹・多色玉 (1940)
hexaedrophorus6天晃 (1839)
ssp. lloydii
fossulatus緋冠竜、var. major鬼面丸、forma武者影
lausseri7 (1986)
ssp. argentes (1972)
leucacanthus8 白刺丸(1837)
ssp. schmollii (1939)
maccdowellii9太白丸 (1894)
rinconensis10凛烈丸 (1855)
ssp. hintonii (1997)
lophothele獅子頭、phymatothelos眠獅子、nidulans鶴巣丸
setispinus11大虹 (1845)
tulensis12長久丸 (1853)
ssp. buekii 武久丸 (1859)
ssp. matudae (1998)

16.Leuchtenbergia 1848
2007.4.4-
細長い棒が放射状に突き出した奇妙な形(疣)で、先には紙のような長くて薄い刺が付いている。1属1種の特異な種類で、フェロカクタスの近縁であり、メキシコのチワワ砂漠域産である。夏には長い疣の先の刺座に薄黄色の径約6cmの菊咲きの花を咲かせる。茎は疣に覆われて良く見えないが太くて、根茎までそのまま伸びており、根も太い。性質は丈夫だが、寒さを嫌うようで、多湿を好むようであり、冬を含めて乾かしすぎると疣の先が萎れ花も付かない。


17.Glandulicactus 1938
2007.4.4-
国際分類ではSclerocactusに統合されているが、遺伝子解析では遠縁とされている。1種に過ぎない。小型、鈎刺で、花色は茶色で変わっている。西テキサスからメキシコ北端のチワワから南へサンルイスポトシ州まで分布する。
unicinatus 1848 羅紗錦、中刺カギ1本、縁刺7-8本、メキシコ
 ssp. crassihamatus 1896 慶松玉、中刺5本、縁刺8本、下端鈎、ケレタロ州
ssp. wrightii 1857、中刺1本長い、縁刺8ー10本、米国からメキシコ北部

18.Stenocactus

19.Pelecyphora 1843
2007.4.4-
2種からなる小属である。小型で地上すれすれに顔を出しており、色は黄色みを帯びた緑。刺座は先端の刺の出る部分と疣の根元の花の出る部分に分化している。メキシコのサンルイスポトシ州からヌエボレオン州の高地に産する。
aselliformis 1843 精巧殿、サンルイスポトシ州高度1850m以上。
strobiliformis 1927 銀牡丹、チワワ砂漠のヌエボレオン州、タマウリパス、サンルイスポトシ、1600m以下。


20. Escobariaエスコバリア
北極丸


21. Coryphanthaコリファンタ
象牙丸

22.Neolloydia 1922
2007.4.4-
小属であるがチワワ砂漠域のほぼどこにでも生えている。径5cmほどの円柱が群生する。体色が白っぽい緑で疣が大きく刺が放射状に出る。
conoidea 1828 円錐丸、体色黄緑から緑、中刺1本か無し、縁刺15-16本、米国テキサス州からメキシコ北部ケレタロ州まで
(grandiflora 大輪丸)
mathehualesis 1948 魔笛、美吉野、体色白っぽい緑、中刺2本、縁刺10本、メキシコのチワワ砂漠のサンルイスポトシ州マテワラ南方。

23.Mammillaria
月宮殿、1週間位咲く、夜も開いたまま



Frailea, Calymanthium, Copiapoa
Frailea、士童


北米柱サボテン連
Echinocereus、銀紐